日本産科婦人科学会(JSOG)基準対応 • マタニティ総合計算室

出産予定日計算ツール

最終月経・受精日・初期エコー・体外受精・逆算の5つの方式で、出産予定日・現在の妊娠週数・赤ちゃんの成長目安・重要健診日程を精密計算します

算出方法を選択してください:
直近の月経で最初に出血が始まった日付を選択してください。
標準は28日型です(20日〜45日の範囲で入力可能。周期に合わせて自動補正します)。
基礎体温測定や排卵検査薬などで排卵日・受精日が特定できている場合に使用します。
妊娠8〜11週前後に測定した胎児頭臀長(CRL)による予定日確定が最も医学的精度が高いとされています。
体外受精(IVF/ICSI)は受精のタイミングが厳密に記録されているため、最も正確な週数計算が可能です。
すでに出産予定日がお分かりの場合、受精時期や妊娠カレンダーを過去・未来に展開します。
暖かな光の中で優しくお腹に手を添える妊婦
かけがえのない命の歩み:妊娠初期から出産予定日までの確かなロードマップ。

日本産科婦人科学会(JSOG)基準と予定日の決定法

日本の産科医療では、日本産科婦人科学会の診療ガイドラインに基づき「最終月経開始日を妊娠0週0日として満280日(40週0日)」を出産予定日と定めています。ただし生理周期の個人差や排卵のズレがあるため、妊娠8〜11週前後に経膣エコーで計測する「頭臀長(CRL)」により予定日が最終確定・補正されます。

医師が使う5つの出産予定日計算方式

産婦人科クリニックや総合病院では、妊婦健診のスケジュール管理や胎児の発育評価を行うために、以下の5つの方法を用いて精密に出産予定日(分娩予定日)を導き出します。

  1. 最終月経開始日(ネーゲレ概算法+周期補正): 最も基礎的な臨床計算法です。前回の月経初日を妊娠0週0日とし、280日(40週0日)後を予定日とします。生理周期が28日型でない場合、排卵日のズレに合わせて周期補正を行います。
  2. 基礎体温・排卵日(受精日): 基礎体温の低温期最終日や排卵検査薬、タイミング指導によって受精日が明確な場合、受精日を妊娠2週0日とし、266日後(受精後38週)を予定日とします。
  3. 妊娠初期超音波(CRL・胎児頭臀長): 生理不順や排卵日の遅れがある場合、妊娠8〜11週に測定する赤ちゃんの頭からお尻までの長さ(CRL)が最も高い精度(誤差±3〜5日以内)を持ち、最終予定日としてカルテに登録されます。
  4. 体外受精・凍結胚移植(ART): 採卵日を妊娠2週0日、初期胚(Day 3)移植日を妊娠2週3日、胚盤胞(Day 5)移植日を妊娠2週5日として起算するため、日付の狂いが一切ありません。
  5. 出産予定日からの逆算: すでに母子手帳に記載された予定日から、現在の満週数・日数を算出し、安産祈願(戌の日)や産前休暇の開始日を逆算します。

ネーゲレ概算法と生理周期によるズレの補正

産科教科書に登場する有名なネーゲレ概算法(Naegele's rule)は、以下の計算式で表されます:

分娩予定月 = 最終月経月 + 9(または − 3)
分娩予定日 = 最終月経初日 + 7

しかし、この古典的な式は「月経周期が28日型で、月経開始から14日目に排卵する女性」を前提としています。例えば生理周期が35日周期の方の場合、排卵は月経開始から約21日目(次回予定の14日前)に起きるため、単純なネーゲレ式では予定日が約7日早く算出されてしまいます。CalculatorsDailyの計算機は、月経周期(20〜45日)に応じた日数補正を自動実行します:

補正予定日 = 最終月経初日 + 280日 +(月経周期 − 28日)

正期産(37週〜41週)と予定日ぴったりに生まれる確率

「出産予定日(40週0日)」はあくまで統計上の目安日です。実際に予定日当日に生まれる赤ちゃんは約5%程度に過ぎません。医学的に母子ともに最も安全に出産できる期間は「正期産(せいきさん:妊娠37週0日〜41週6日)」と呼ばれ、全体の約80%以上の赤ちゃんはこの5週間のいずれかの日に自然に誕生します。

区分妊娠週数医学的特徴
早産(そうざん)22週0日〜36週6日肺機能や体温調節が未熟なためNICUでの管理が必要になることがあります。
正期産(標準出産期間)37週0日〜41週6日赤ちゃんの臓器・皮下脂肪が十分に完成し、いつでも安全に生まれてよい満期期間です。
過期産(かきさん)42週0日以降胎盤の機能が徐々に低下するため、陣痛促進剤による分べん誘発が検討されます。

プレママ必見!日本の妊娠・出産支援制度と手続きの流れ

日本国内で妊娠が判明した場合、国や各自治体から手厚い医療費助成や公的支援が受けられます:

  • 妊娠届出書と母子健康手帳の交付: 産婦人科で赤ちゃんの心拍が確認されたら、お住まいの市区町村の役所・保健センターに「妊娠届出書」を提出し、母子健康手帳を受け取ります。
  • 妊婦健康診査受診票(公費助成券): 母子手帳とともに交付される助成券(原則14回分、総額約10万〜12万円相当)により、定期健診の自己負担が大幅に軽減されます。
  • 出産育児一時金(原則50万円): 健康保険から子ども1人につき一律50万円が支給されます。「直接支払制度」を利用すれば、退院時の病院窓口で50万円を超えた差額分のみを精算できます。
  • 産前産後休業(産休): 労働基準法に基づき、出産予定日の6週間前(双子以上の多胎妊娠は14週間前)から産前休業を取得できます。産後は本人の希望にかかわらず8週間の就業禁止(医師の許可があれば6週から可)が定められています。
  • 戌の日参り(安産祈願): 妊娠5ヶ月(16週〜19週)に入った最初の「戌(いぬ)の日」に、多産でお産が軽い犬にあやかって神社や寺院で安産祈願を行い、岩田帯(腹帯)を巻く日本の伝統行事です。
ベビーシューズ、木のおもちゃ、エコー写真を並べた新生児準備の様子
母子健康手帳交付、妊婦健診、戌の日参りなど日本の産科マイルストーン。
産まれたばかりの新生児を抱っこする母親の優しいスキンシップ
迎える誕生の瞬間:正期産(37週〜41週)に向けた心と体の準備。

Frequently Asked Questions

出産予定日(40週0日)当日に生まれる赤ちゃんは全体の約5%前後しかいません。医学的に安全とされる「正期産(妊娠37週0日〜41週6日)」の約5週間の間に全体の80%以上の赤ちゃんが生まれます。予定日前後2週間のズレはごく自然なことです。

日本産科婦人科学会の診療ガイドラインでは、妊娠8〜11週前後に経膣超音波エコーで計測した「胎児頭臀長(CRL)」による予定日を最も優先します。最終月経から算出した予定日とエコー計測による予定日に5〜7日以上のズレがある場合、医師はエコーの数値に合わせて出産予定日を公式に修正します。

つわりは一般的に妊娠5〜6週頃から始まり、妊娠8〜10週頃にピークを迎えます。その後、胎盤が完成に近づく妊娠12〜16週(妊娠5ヶ月の入り口)頃に落ち着く方が多いです。妊娠16週(妊娠5ヶ月)以降は「安定期(妊娠中期)」と呼ばれ、体調が安定して食欲や気力が戻ってきます。

赤ちゃんの心拍がエコーで確認でき、医師から「母子手帳をもらってきてください」と指示を受けたら(通常妊娠6〜10週頃)、お住まいの自治体(市区町村役所や保健センター、子育て支援窓口)に「妊娠届出書」を提出して受け取ります。窓口では14回分の妊婦健診助成券(補助券)や各種子育てギフトも同時に交付されます。

国内線・国際線ともに、出産予定日の28日前(妊娠36週)までは医師の診断書なしで搭乗できる航空会社が多いですが、旅行に適しているのは体調が安定する妊娠中期(16週〜27週)です。旅行の際は必ず健康保険証と母子健康手帳を携帯し、長時間の移動時はこまめな水分補給と足の運動を心がけてください。

労働基準法第65条により、出産予定日の6週間前(42日前)、多胎妊娠(双子・三つ子など)の場合は14週間前(98日前)から産前休業を取得する権利があります。また、出産後は本人の請求に関わらず8週間の産後休業(医師が認めた場合は6週間後から一部就業可)が義務付けられています。

Medical Disclaimer

This pregnancy due date calculator is provided for informational and educational planning purposes only. It is not a substitute for professional clinical diagnosis or prenatal care. Always consult your obstetrician-gynecologist (OB/GYN), midwife, or licensed maternal healthcare provider for personalized medical evaluation.