コーヒー黄金比率・粉量計算シミュレーター

ハンドドリップ(V60/カリタ)、フレンチプレス、ネルドリップ、エスプレッソ、急冷式アイスコーヒーなど9種類の抽出器具に合わせた最適比率と湯量・粉量を精密計算。粉の水分吸収率、リアルタイム抽出タイマー、味わい改善コンパスを搭載。

ml / g
必要なコーヒー豆・粉の量
18.8 g
(0.66 oz grounds)
注ぐお湯(水)の総量
300 ml
(10.1 fl oz)
カップ抽出仕上がり量
261 ml
-39ml absorbed by grounds
目安スプーン・豆の粒数
3.4 大さじ (~5.5g) 1.9 スプーン (~10g) ~150
体積・個数の目安参考値
最適湯温: 92–96°C (198–205°F)
挽き目(粒度): Medium-Fine
目標抽出時間: 3:00 min
バリスタ直伝 リアルタイム抽出タイマー
秒数ごとの投湯量ガイド&お知らせチャイム
00:00
Ready to Brew
第1段階 (0:00 - 0:45): 蒸らし(炭酸ガスの放出) +56g (56g total)
第2段階 (0:45 - 1:30): 第1投湯(中心から渦巻き状に全体の60%) ➔ 180g total
第3段階 (1:30 - 2:30): 第2投湯(目標湯量の100%まで) ➔ 300g total
第4段階 (2:30 - 3:30): 落ちきり・粉面が平らに揃うまで Drain completely

コーヒー味わい改善コンパス(抽出診断)

淹れたコーヒーの味はいかがですか?下のボタンを押すと改善ポイントが表示されます:

甘みとコク・透明感がある(理想の黄金抽出)

完璧なゴールデンバランスです! 豆の甘み、フルーティーな酸味、透明感のあるアフターテイストが最高に引き出されています。

ラテアートが描かれた淹れたてのスペシャルティコーヒー

プロバリスタ直伝:コーヒー抽出比率(Brew Ratio)完全ガイド

自宅で極上の一杯を淹れる技術は、科学的な「抽出コントロール」に基づいています。お湯が挽いたコーヒー粉に触れると、フルーティーな有機酸、キャラメル化された甘み成分、豊かなアロマオイル、そして心地よい苦味成分が順に溶け出します。コーヒー抽出比率(豆とお湯の比率)は、コーヒーの濃度と抽出収率(SCA基準の目標収率18%〜22%)を決定づける最重要ファクターです。

SCA(スペシャルティコーヒー協会)が提唱する「黄金比率(Golden Ratio)」とは?

SCAが定義する黄金比率1:15〜1:17(お湯1,000mlに対して粉55g〜65g)です。

  • 1:12〜1:14(濃厚・しっかりボディ): 濃厚なコクとチョコレート感。フレンチプレスやエアロプレスの濃縮抽出に最適。
  • 1:15〜1:16(SCA黄金バランス標準): 自然な甘み、華やかなアロマ、透明感のある酸味。ハンドドリップ(ハリオV60、カリタウェーブ)の王道。
  • 1:16.5〜1:17(軽やか・クリア&ティーライク): 繊細な産地個性が際立つ。ケメックスや浅煎りエチオピア/ゲイシャ種に最適。
  • 1:18〜1:20(マイルド・すっきり): 毎日の気軽なドリップやオフィス用の全自動ドリップメーカー向け。
朝のキッチンで新鮮なコーヒーを楽しむ女性

器具別・おすすめ抽出比率マトリックス

抽出器具・メソッド 標準抽出比率 粉量目安 (お湯300ml時) 推奨湯温 挽き目(粒度) 抽出時間目安
エスプレッソ (ダブル) 1:2 粉18g ➔ 抽出液36g 90〜93°C 極細挽き(パウダー状) 25〜30秒
水出し (濃縮原液) 1:5〜1:7 43g〜60g 冷水 / 常温 極粗挽き(粒コショウ大) 16〜24時間
水出し (そのまま飲むRTD) 1:12〜1:15 20g〜25g 冷水 / 常温 極粗挽き 16〜24時間
エアロプレス 1:11〜1:13 23g〜27g 85〜90°C 中細挽き 1分30秒〜2分
フレンチプレス 1:12〜1:15 20g〜25g 93〜96°C 粗挽き(岩塩状) 4分00秒
ハンドドリップ (V60 / カリタ) 1:15〜1:16 18.8g〜20g 92〜96°C 中細挽き(グラニュー糖〜粗塩) 2分45秒〜3分15秒
ケメックス (Chemex) 1:16〜1:17 17.6g〜18.8g 92〜96°C 中粗挽き(ザラメ状) 3分30秒〜4分30秒
マキネッタ (直火式モカ) 1:8〜1:10 30g〜37.5g 中火〜弱火 細〜中細挽き 3分〜4分
全自動コーヒーメーカー 1:16〜1:18 16.6g〜18.8g 92〜96°C 中挽き(砂状) 4分〜6分
サイフォン (バキューム式) 1:14〜1:15 20g〜21.4g 91〜94°C 中挽き 2分00秒
豊かなクレマと共に熱いエスプレッソを注ぐコーヒーマシン

杯数・湯量・粉量クイック早見表

目安・サイズ 必要湯量 (ml) 粉量 @ 1:16 (g) 大さじ換算 (~5.5g) メジャースプーン (~10g)
1杯分 (小ぶりカップ) 150 ml 9.4 g 約1.7杯 約1.0杯
1杯分 (標準マグカップ) 250 ml 15.6 g 約2.8杯 約1.6杯
1杯分 (カフェ大容量マグ) 350 ml 21.9 g 約4.0杯 約2.2杯
2杯分 (小型サーバー) 500 ml 31.3 g 約5.7杯 約3.1杯
3杯分 (フレンチプレス) 750 ml 46.9 g 約8.5杯 約4.7杯
4杯分 (1リットルボトル) 1,000 ml 62.5 g 約11.4杯 約6.3杯
8杯分 (大容量ポット) 2,000 ml 125.0 g 約22.7杯 約12.5杯
12杯分 (オフィス・イベント) 3,000 ml 187.5 g 約34.0杯 約18.8杯

なぜスプーン計量ではなくスケールで豆を測るべきなのか?

計量スプーン(大さじやすりきりスプーン)による体積計量は、実は大きなブレの原因になります。浅煎り豆は密度が高く重い一方、深煎り豆は焙煎熱で膨らんで多孔質になり軽くなります。0.1g精度のコーヒースケールを使用することで、高価なスペシャルティ豆を無駄にせず、毎朝プロ級の安定した味を再現できます。

コーヒーの抽出比率・粉量に関するよくある質問(FAQ)

SCA(スペシャルティコーヒー協会)が定める黄金比率は1:15〜1:17です。日本のハンドドリップでは、コクと酸味のバランスが最も美しく引き出される1:16(お湯300mlに対して豆18.75g)が標準的な黄金比とされています。

急冷式アイスコーヒーは、グラスの氷で薄まることを考慮して濃いめに抽出します。黄金比はお湯10 : 氷5 : 豆1(例: 豆20g、お湯200gでドリップし、100gの氷で一気に急冷)です。これによりアロマを閉じ込めたクリアなアイスコーヒーになります。

計量スプーン(大さじ)は体積で測るため、豆の焙煎度(浅煎りは重く、深煎りは軽くて膨らんでいる)や粒の大きさによって数グラムのズレが生じます。0.1g単位のデジタルスケールを使うことで、毎回ブレのないプロの味を再現できます。

コーヒーの粉は抽出時、粉の乾燥重量の約2.0〜2.1倍のお湯を吸収します。例えば20gの粉にお湯300mlを注ぐと、約42mlが粉に保持され、カップに落ちる実際のコーヒー液量は約258mlとなります。

浅煎り豆は成分が溶け出しにくいため湯温93〜96℃・比率1:15〜1:16でじっくり抽出します。深煎り豆は成分が溶けやすく苦味が出やすいため湯温85〜90℃・比率1:16〜1:17で優しく淹れるのが美味しく仕上げるコツです。